メソッドのメリットデメリット

メゾネットとは、1住戸内に2つ以上の階層（1階と2階など）に分かれているタイプの間取りのことをいいます。 近年、狭い土地にマンションなどを建設することも多く、上下の空間を利用したメゾネットタイプの物件も増えています。 メゾネットタイプの最大の特徴である、上下階に分かれた居室ですが、一番のメリットは上下階に分かれていることで、音が気にならないことです。 従来の物件は、上下階に別の居住空間があるので、どうしても近隣に住んでいる方の音が気になったり、自分の足音を気にしたりして生活しなければなりませんでした。 しかし、上下階どちらも自分だけの居住空間になれば、自分の出す音も気にせずに生活できるのでとても過ごしやすいといえますね。 また、一人暮らしだけでなくファミリー世帯にもメリットがあります。 音の面でみてみると、一人暮らしの方はさほど気にならないのでは？という方もいると思います。 一方、ファミリー世帯は、小さなお子さんがバタバタと走り回って、音がうるさい！と近隣トラブルになるということもよく耳にします。 このような騒音問題もメゾネットタイプは起こりにくいのではないでしょうか。 また、リビングや寝室などの居住空間を上下ではっきり分けられるので、プライベートの空間も取りやすくなります。 空間をうまく利用することによって効率的かつ現代の需要にも合わせられた間取りです。 その反面デメリットとしては、上下階の移動が面倒くさい、吹き抜けになっているので室温管理が難しいことなどが挙げられます